
ロートセル抽出装置は、気密構造の胴と18個のセルを取り付けている回転体より構成され、セルの底板は、多孔板で開閉できる構造になっています。
胴板の底部は、数個のコンパートメントに仕切られており、それぞれ濃度の異なる抽出液を受けます。
回転体が1回転する間に、セルへの原料固体の投入、抽出および抽出された固体の排出が、連続的に行われます。
新しい抽剤は、最終段近くのセル上に送られ、コンパートメントに受け、回転体の回転と反対方向の各段に、次々とポンプで送られ、原料供給部近くで、高濃度抽出液として取り出されます。
抽出された抽出済固体は、十分に液抜きされた後、セル底板が開き、シュートに排出されます。
ロートセル抽出機、向流循環型連続式抽出機、ロートセル抽出装置 (RC)、コンパクトロートセル抽出装置 (RC)、バッチシリンダー抽出機

- 連続運転による省力化、大容量処理が可能
- 向流接触により目的成分の効率的連続抽出、高濃度抽出が可能
- 密閉構造内で抽出する為、作業環境がよくコンタミの危険性が少ない
- 構造が簡単で、保守が容易
[概略寸法 ]
- 本体高さ:
- 3,800mm (駆動部含む)
- 本体外径:
- 3,000mm
- セル高さ:
- 1,800mm
- セル外径:
- 2,700mm
- 全セル容量:
- 6,000L
(他寸法のロートセル抽出装置 (RC)も製作しています。)
・ 生薬原料・穀物類等、天然物からの有効成分抽出
・ 脱脂(油分除去)
納入場所 | 原料 | 能力(t/d) | 納入年 |
---|---|---|---|
神奈川 | 大豆 | 200 | 昭和33年 |
静岡 | 大豆、菜種 | 200 | 昭和34年 |
愛知 | サフラワ、大豆 | 400 | 昭和36年 |
神奈川 | 大豆、菜種 | 1,350 | 昭和38年 |
岡山 | 大豆 | 300 | 昭和39年 |
兵庫 | 大豆 | 1,000 | 昭和42年 |
兵庫 | 大豆 | 1,650 | 昭和42年 |
静岡 | 大豆 | 1,400 | 昭和46年 |
兵庫 | 大豆、菜種 | 1,300 | 昭和48年 |
茨城 | 大豆、菜種 | 1,200 | 昭和48年 |
福岡 | 大豆、菜種 | 1,000 | 昭和55年 |
千葉 | 大豆 | 1,200 | 昭和55年 |
台湾 | 大豆 | 2,000 | 昭和59年 |
韓国 | 大豆 | 1,000 | 昭和60年 |
千葉 | 菜種 | 900 | 昭和61年 |
大阪 | 米糠 | 80 | 昭和61年 |
タイ | 米糠 | 100 | 昭和62年 |
神奈川 | 大豆 | 100 | 昭和62年 |
中国 | 大豆 | 600 | 平成2年 |
千葉 | 菜種 | 1,200 | 平成2年 |
兵庫 | 大豆、菜種 | ― | 平成7年 |
兵庫 | 大豆 | ― | 平成7年 |
兵庫 | 大豆 | ― | 平成7年 |
神奈川 | 大豆 | ― | 平成7年 |